「蝶の毒 華の鎖 音楽集」 - 愛憎入り乱れる「大正浪漫」の物語を彩る、華麗で切ない音楽

『蝶の毒 華の鎖』(以下『蝶毒』)は、友人に薦められてプレイした、初のR-18女性向恋愛ADVでした。

大正時代の没落華族の娘、百合子を主人公とした愛憎劇は息つく間もなく展開し――
ひたすら『蝶毒』をプレイし続ける年始休みを過ごしたことを覚えています。

登場人物も、ストーリーも、18禁描写も濃いのですがそれに並んで濃かったのが音楽。
作曲はAngel Notesに所属されている伊福部武史さん。
OP、EDは同事務所に所属されている佐々倉マコトさん、不知火つばささんがそれぞれ担当されています。 

ADVゲームの楽曲には大別して二種類があると思っています。
ひとつはその場所や時代の背景、つまり「シーンを描写する音楽」と、主人公=プレイヤーの「心情を描写する音楽」。
『蝶毒』の音楽はそのどちらもの描写が非常にくっきりとしていて、物語をときにドラマチックに、ときに儚く盛り上げていました。

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極上の弦の音に包まれた夜-「吉田篤貴 EMO strings "Debut!"」

「吉田篤貴 EMO strings "DEBUT!"」と題されたこのライブのことを知ったのは、ヴァイオリニストの沖増菜摘さんのツイートからだったかと思います。

沖増さんは、私が応援しているシンガーソングライターの藤田麻衣子さんがデビューする前から一緒にライブをしていた仲間であり、今もライブのときにはサポートメンバーとして参加している方。なのでツイートは自然と拝見していました。
一方今回の主宰者である吉田篤貴さんは、お名前は知っていましたが、「吉田篤貴さん」を意識して演奏を聞いたことはなく。
また、作曲されている曲も存じておりませんでした。
では、一体何に惹かれたのか?それはこの「EMO strings」のメンバーの皆様でした。

よくよく見てみれば、なっちゃんの他に同じく麻衣子さんの10年来の友人であるチェロの島津由美さん、そして以前弦楽四重奏のライブのときなどに参加されていた三品芽衣さんもお名前がある!
麻衣子さんのライブのときに聞いていた皆さんの演奏もすきだったので、ちょっと気になるな……となっていたところに、トドメの決定打となったのがチェロ 伊藤ハルトシさん!!

伊藤ハルトシさんは、昨月、ものすごい感動と興奮を味わって帰ってきた「ハイキュー!コンサート 2017」でギターとチェロでギュンギュンの演奏を聴かせてくださった方です。
先日のブログでも何度かお名前に触れました。)
あれ以来伊藤ハルトシさんの演奏を、ぜひまた聴きたい……!と切望していたので、伊藤さんの参加を知るや否や、すぐにお店に予約を入れたのでした。

IMG_1804.jpg

その一方で、楽しみなことだけではありませんでした。
というより当日ライブが始まるまではむしろ不安がありました。

伊藤ハルトシさんの演奏を聴きたいが一心、勢いで申し込みをしたものの、曲は吉田さんのオリジナル曲を中心に、恐らく私が全く知らない曲ばかり。
演奏が素晴らしいであろうことは疑う余地がないし、弦楽器の音はすきだけれど、知らない曲ばかりのその時間を、私は楽しめるのかな、と。


……結果、それは全くの杞憂に終わりました。
素晴らしかった。そして、すっごく楽しかった!!!

吉田さんの創られた曲はどれも心地よく、かつ聞いていて、心が浮き立ち、いろんなところを旅したような気分になれる、そんな曲ばかり。
音楽を聴きながら、目の前にいろんな風景や情景が輪郭を創って浮かんできました。全く知らない曲を聞いて、ここまで浸ることが出来たライブは久しぶりかもしれない。

また個々の音も素晴らしい9人の弦奏者の方それぞれの音、そしてそれが合わさったストリングスならではの音は圧巻でした。
皆さんの音色の違いがきちんと感じられ、でも全くぶつからない。
それぞれが澄んだ音のままきれいなアンサンブルになっていて、本当に心地よい音に耳が、身体が包まれます。
冒頭のMCで、吉田さんが「これでもか!というほど弦の音に皆さんを包み込んでいきたい」と仰っていたのですが、まさにその通り。
極上の弦楽器の音に包まれ、癒され、2ステージ、2時間強の演奏は瞬く間に終了。
余韻に包まれながらも、もっと聴いていたかった、と思ってしまいました。

先ほど弦楽器が好きだ、と書きましたがこのライブを聞いて、もっと好きになった。
そのくらい、弦楽器の魅力が全開だったこの「EMO strings」の演奏。

忙しいメンバーばかりなのでまだ次回の予定は立っていないとのことでしたが、第二回があるなら予定を調整してでもなんとでも参加したいし、またこのメンバーでの演奏を聴きたい。
参加して、参加しようと思って、本当によかった。
素敵な時間を過ごせました。


追記から、MCで印象に残った点や特に気に入った曲の感想です。

<公演概要>

「吉田篤貴 EMO strings "DEBUT!"」
日時:2017年3月16日 OPEN 18:00 START 19:30/21:00
会場:渋谷JZ Brat
演奏:吉田篤貴 EMO strings
Vn: 吉田篤貴、沖増菜摘、青山英里香、須原杏
Vla:三品芽生、萩谷金太郎
Vc:島津由美、伊藤ハルトシ
Cb:西嶋徹
ゲスト Vo/Pf: 小田朋美

<セットリスト>(タイトルは聴きとったものなので表記を含め正しくない場合があります)
M1. Capricornus(カプリコルヌス)
M2. ザ ウインド ヒュドラ
M3. セブンズリフト
M4. レティーロの夜明けにて

休憩
M5. エターナルセンス
M6. 星めぐりの歌
M7. カム ダウン モーゼ
M8. 極夜
M9. Garnet Star
En. Casa Nostalgia(カーザノスタルジア)

*M4.は狭間美帆さん、M6.は宮沢賢治さん、M7.は高橋竹山さんの曲。他は全て吉田篤貴さん作曲。
*M3は吉田さん、沖増さん、伊藤さん、西嶋さんの4人(通称「ジャズ部」もとい「カレー部」とのこと)で演奏、M5は吉田さん、沖増さん、三品さん、島津さんのカルテット。M6、M7はゲストヴォーカル/ピアノの小田さんを交えての演奏でした。

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プレイ中&今年クリアしたいゲーム

先のエントリでも少し触れましたが、今年異例のペースでゲームをプレイしているので自分の備忘録としても書いておこうと思いました。

プレイ中……と書くと遙かなる積みゲーリストも加えなければならなくなってしまうのですが、とりあえず引き続き今年プレイするぞ!と思っているゲームをリストアップ。
あとは発売予定&まだ手をつけてない中で今年やりたいゲームも並べておきました。

<プレイ中のゲーム>
『サガ スカーレットグレイス』
『金色のコルダ4』
『ルドラの秘宝』
『WHITE ALBUM2』
『遙かなる時空の中で Ultimate』
『ほにゃららMAGIC』
『ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD』

<今年やりたいゲーム>
『逆転裁判5』(借りている)
『MOON』(借りて始めたけどほぼ序盤。。。なのでこちらで)
『NieR: Automata』(購入済)
『世界樹の迷宮Ⅳ 伝承の巨神』(購入済)
『聖剣伝説COLLECION』(6月1日発売)
『ALLIANCE ALIVE』(6月22日発売)
『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』(6月29日発売)
『真・女神転生V』(夏発売予定)
『夏空のモノローグ for iOS & Android』(夏発売予定)
『三国恋戦記』
『剣が君』
『ファタモルガーナの館』


『サガスカ』も『遙かUT』も『コルダ4』も、どれも一周はクリアしていますがどんなに少なくとも今年中にもう一周はクリアしたい。
『遙かUT』はコンプしたいです。
『NieR』は、ソフトは購入してるのであとは本体を早くどこかで。

……といいつつ、『ゼルダの伝説 BotW』をプレイし始めてからは結構ゼルダにどっぷりな日々。
Nintendo Switchは発売日に購入し、最初はボンバーマンをやっていたのですが、ゼルダが面白すぎる。

オープンワールドのゲームをプレイするのはこの『ゼルダの伝説 BotW』が初めてで延々広大な世界を旅する、というのが最初はとかく移動に時間がかかる、と感じていたのですがその自由度が徐々に魅力に変わっていきました。

アクションが苦手な自分にとっては結構難易度も高く、それでなくてもしょっちゅう死ぬゲームなので10分に3回GAME OVERなんてこともざらなのですがそれでも投げ出さずに、プレイしたくなる魅力があります。
このゲーム、浮気せずにプレイしていても一体いつクリアできるのかな……と自分でも若干疑問に思うボリュームなのですが、隙を見て他のゲームも進めていきたいです。

夏には『夏空』のiOS/Android版も出るし!
正直買って手付かずなゲームもたくさんあり、時間をとられるのももちろんなのですがやっぱりゲームがすき。
遊び続けていたいです。

しっとり、お料理とグラスワインを楽しめるワインバー「marugame」(神楽坂)

ひょんなことから数年、いや7,8年ぶりに会えた先輩と二人で訪れたのが、神楽坂の路地を進んだ先にあるワインバー「marugame」。とっても、とっても素敵なお店でした。

6席ほどのカウンターと、二人掛けのテーブル席というこじんまりとした店内はオレンジの照明で統一され、とても温かい雰囲気。丁寧に造られた品数の多いお料理がグラスワインと共に楽しめる。

友人としっとり、もしくは一人でのんびり時間を過ごしたいときにぴったりなお店ではないかと思います。

行った感想は追記から。

神楽坂 小栗通り ワインと夜ご飯 marugam
http://www.marugame-kagura.com/
住所
営業日・時間

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TVアニメ『Free!』オリジナルサウンドトラック Ever Blue Sounds-POPでオシャレで軽快で、透明感に溢れた音楽

2013年夏、私はひとつのアニメに夢中になりました。
それが『Free!』。

『ハイ☆スピード!』という小説を原案とし、造られたアニメで主人公は男子高校生、七瀬遙。
泳ぐことが得意だけれど、中学時代のとある出来事から水泳という競技から遠ざかり、独りで水の中にいることを選んでいた遙が仲間達、そしてライバル達との友情や衝突を経て、水泳部を設立し、チームでリレーを泳ぐ姿を描いた作品となっています。

遙を始めとした魅力あるキャラクター達、彼らが見せる人間らしい葛藤、そして毎週の息をもつかせぬ展開で人気を博し、翌年夏には続編である『Free! -Eternal Summer-』、さらに翌年冬には遙達の中学時代を描いた劇場版アニメ『映画ハイ☆スピード -Free! Starting Days-』も公開されました。

『Free!』はまた、監督の内海紘子氏を始め制作陣の細部までのこだわりが非常に強く感じられる作品でもありました。もちろん、音楽も例外ではありません。
同作は作中に登場する岩鳶町のモデルとなった鳥取県岩美町そのままの背景画や「水」の描写の美しさでも話題になりましたが、その世界を表現するのに欠かせなかったのが、加藤達也氏の創った音楽です。

遙達が過ごす、穏やかな岩鳶町。
静かで神秘的な、水の中。
闘志をむき出しにして泳ぎ、競い合うレース。
テレビに映し出される風景やキャラクターの心情にぴったりと沿って流れる音楽が、また視聴者をストーリーに没頭させ、『Free!』の世界へと誘ってくれました。

そんなこだわりが詰まった「TVアニメ『Free!』」の音楽、そしてサウンドトラックを紹介します。

TVアニメ『Free!』公式サイト

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